歳の瀬と言う時期が近づいてくると思い出すのが、酉の市だったりイルミネーションだったりするのかも知れません。
大掛かりなイルミネーションが始まったのは、阪神淡路大震災のあった1995年の冬からで、復興のシンボル的な意味合いで始まった様な記憶があります。
それから日本各地でもルミナリエの様なデザインのイルミネーションが広がって行き、大都市だったり観光地などで開催されるようになって行ったのです。
かつては何万球もの電球でイルミネーションを作って行ったので、基本的に電気代が馬鹿位にならないと言い時代もありましたが、近年は電球をLEDにする事で電力消費をかなり抑えられる様になった事から、更にイルミネーションを実施する地域が増えて言った印象がありました。
が、ここ最近の電気代高騰で中止に追い込まれてしまった所もある様で、それはそれで残念だと思います。
そんな中、結構大規模なイルミネーションを実施している地域の一つが、イルミネーションを灯す電位代を気にしなくても良い方法を編み出したそうです。
光を発するには電気をどこからか引っ張って来なければいけない、どこかのコンセントを使わなければいけない概念が脳内に定着している人の方が多いですが、オイルを燃焼させて発電する発電機を使って発電した電力を使えば、電気代を気にせずイルミネーションを灯す事が出来る、と言う方法を使っているそうなのです。
その発電機を稼働させるためのオイルは、地域の人の家から出る廃油つまり天ぷらや揚げ物をして残った油などを集めて精製した油を使っているので、電気代よりも安い費用でイルミネーションを運用できるそうです。
発電機を使っている時の費用が電気代よりも圧倒的に安いので、どこかの地域で電気代でイルミネーションが灯せなくなった所では、参考にしてみて欲しい所です。
また、まだLEDに完全に移行出来ていない所為で電気代が馬鹿にならない!と言う地域もあるそうなのですが、こういった地域は早めに電球をLEDに移行して行くべきでしたね。
既に歳の瀬に入っているこの時期に色々ととやかく言っても、イルミネーションを今から変更したり止めたりするのが難しい地域もあるかも知れませんが、地域で知恵を絞って工夫して行けば高額の電気代から逃れられる方法(発電機など)もあるのです。
テレビやネットのニュースで各地のイルミネーションが灯されている映像を見ると、今年ももう終わりなのか!と言う現実を突きつけられますが、幻想的な光を見て心穏やかになるのが良いと思います。